新型コロナワクチン接種 水戸市は65歳未満に8〜9月開始
65歳未満に対する新型コロナウイルスワクチンの接種について、水戸市は早ければ8〜9月にも始める見通しを示した。優先対象となる高齢者向けが8月までにも終える見込みで、「接種の進み具合により判断」した。接種券の発送は7月を想定している。
高齢者向け接種は7〜8月の終了を見込む。ただ、市内で感染が拡大した場合、「かかりつけ医での接種が困難になる」「接種会場での人の密を一層避けるため、規模縮小を余儀なくされる」などとして、想定するスケジュールに影響が出る可能性も指摘した。
高齢者向け接種を進めるに当たっては、「ワクチンの供給スケジュールが不透明」な点を課題として挙げた。また、副反応の経過観察後に体調不良が発生した場合の対応や接種協力医療機関の確保についても懸念を示した。
同市は、かかりつけ医による個別接種を基本として、130カ所以上に及ぶ医療機関の協力を取り付けている。個別接種を補う集団接種では、「イオンモール水戸内原」(同市内原)などの2カ所の常設会場も確保しているほか、巡回による集団接種会場も調整している。











