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流麗スポーツカー「kode7」、筑西で展示 フェラーリ手掛けた奥山氏デザイン

「kode7」と設計者の奥山清行さん=筑西市茂田のザ・ヒロサワ・シティ
「kode7」と設計者の奥山清行さん=筑西市茂田のザ・ヒロサワ・シティ


鉄道車両や航空機を展示する茨城県筑西市茂田のテーマパーク「ザ・ヒロサワ・シティ」の展示物に6日、世界的なデザイナー、奥山清行さん(62)の設計したスポーツカー「kode7」(コード・セブン)が新たに加わった。排気量1600ccの2人乗りオープンカーで、黒を基調に赤、銀のストライプが特徴のボディー。1月に開館した廣澤美術館内に展示する。

奥山さんは欧米の有名メーカーでデザイナーとして活躍。フェラーリのデザインを手掛けた日本人として一躍名を高めた。現在は工業デザイン全般に活動の幅を広げ、JR東日本の豪華寝台列車「トランスイート四季島」をはじめ、新幹線、トラクターのデザインのほか、眼鏡や時計、鉄瓶などの伝統工芸品も開発している。

「kode7」は奥山さんが独立して最初に手掛けた車で、「英国の名車ロータス7のイメージを現代に走る車として設計した」(奥山さん)という。

広沢グループの広沢清会長(82)が、「四季島」の美しさに感動したのをきっかけに依頼。6日、到着した車を前に「芸術作品として鑑賞に値する車」と奥山さんのデザイン力をたたえた。

奥山さんは「美術館の作品との調和や、庭園の美しさを反映するような車に仕上げた」と説明した。

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