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筑西市長選11日投票 現新3氏、支持訴え

森正雄氏、谷中徳久氏、須藤茂氏(右から届け出順)
森正雄氏、谷中徳久氏、須藤茂氏(右から届け出順)


任期満了に伴う茨城県筑西市長選と市議補選(欠員3)は11日、午前7時から午後6時まで市内53カ所で投票が行われ、同8時から同市上平塚の下館総合体育館で即日開票される。大勢判明はともに同11時ごろの見込み。有権者は8万6507人(3日現在)。

立候補しているのは、いずれも無所属で、神社宮司の森正雄氏(66)、元市長公室長の谷中徳久氏(62)の新人2人と、現職の須藤茂氏(69)=自民、公明、茨城維新推薦=の計3人。新型コロナウイルス対策や財政状況の評価、新中核病院の展望などを巡り、激しい選挙戦を繰り広げている。

森氏は財政健全化を筆頭に、新中核病院の常勤医を増やす改革、各世代の支援策を考える有識者会議の立ち上げなどを訴える。地盤の関城地区で票を固め、明野・協和・下館地区へ農業層を軸に浸透を図る。

谷中氏は街宣車の利用や集会開催をせず、ネットを中心に情報を発信。「財政破綻の回避」や、心臓・脳外科を強化する新中核病院の改革、市長報酬8割削減など、動画で詳しく解説しながら支持を訴える。

須藤氏は、県内初のPCR検査センター開設などのコロナ対策や、誕生祝い金20万円の制度創設など子育て支援の実績を強調し、市政継続の重要性を訴える。地盤の下館地区を軸に、市全域で票固めを図る。

同市議補選には新人4人が立候補している。

【筑西市長選立候補者】
(届け出順敬称略)
森正雄(もりまさお) 66 神社宮司 無新
【略歴】大宮神社宮司。元筑西市経済部長、同市議当選2回。関東学院大卒。藤ケ谷

谷中徳久(やなかとっきゅう) 62 元市長公室長 無新
【略歴】一般社団法人県開発機構代表理事。元筑西市企業誘致推進局長、同市長公室長。日本大卒。神分

須藤茂(すとうしげる) 69 市長 無現
【略歴】当選2回。真岡鉄道副社長。元衆院議員秘書、筑西市議当選2回。大東文化大卒。女方

【筑西市議補選立候補者】
(欠員3、届け出順)
鈴木一樹 26 元議員秘書 無新
国府田喜久男74 農業 共新
国府田和弘 40 電気設備業 無新
水柿美幸 57 塾講師 無新

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