ひたちなか商議所青年部 渋沢栄一の絵本を市に35冊寄贈
茨城県ひたちなか市のひたちなか商工会議所青年部(沼尻能幸会長)は15日、NHK大河ドラマ「青天を衝(つ)け」の主人公で、実業家の渋沢栄一を題材として子どもたちにお金の仕組みなどを教える絵本35冊を、同市に贈呈した。
絵本のタイトルは「おかねってなぁに?」。日本商工会議所の生みの親である渋沢や、お金の大切さを知ってもらおうと日本商議所青年部が制作した。
同日、沼尻会長らが同市役所を訪ね、「将来のまちづくりを担う子どもたちに、お金の歴史や役割を学んでもらいたい」と述べ、大谷明市長に絵本を手渡した。
大谷市長は「子どものころからお金のことを学ぶことは大事で、大変感謝している。お金の大切さや近代国家の成り立ちも学ぶことができる」と話した。
市によると、絵本は市内18の小学校・義務教育学校と、3図書館に配布される予定。