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仏スケボー、笠間で合宿 東京五輪2カ国目、オンライン締結式

東京五輪の事前キャンプに関する基本合意書に署名した山口伸樹市長とフランスのローラー・スケートボード連盟のボリス・ダーレット会長(画面)=笠間市役所
東京五輪の事前キャンプに関する基本合意書に署名した山口伸樹市長とフランスのローラー・スケートボード連盟のボリス・ダーレット会長(画面)=笠間市役所


茨城県笠間市と、フランスのローラー・スケートボード連盟(FFRS)は26日、東京五輪の事前キャンプに関する基本合意書を締結した。同国の五輪スケートボードチームは7月、同市の「ムラサキパークかさま」を拠点に事前練習を行う。

締結式はオンラインで行われ、合意書に署名後、山口伸樹市長は「フランスの選手団が安心して練習に打ち込めるよう、市を挙げて取り組んでいきたい。五輪本番でのメダルを期待している」とあいさつした。

FFRSのボリス・ダーレット会長は「素晴らしい環境のスケートパークで練習できることをありがたく感じている。大会後は両国の絆を深め、次の若い世代につないでいきたい」と答えた。

在日仏大使館のフィリップ・セトン駐日特命全権大使は「コロナ禍の中、笠間市が締結に向けて動いてくれたことに感謝したい」と力強く語った。

締結に向けて在日仏大使館は昨年12月、「ムラサキパークかさま」を拠点に五輪チームの事前合宿を市に要望し、市が誘致を決定。その後、同大使館オリンピック・スポーツ担当官による現地視察などを経て、3月に基本合意した。五輪スケートボードチームが同市で事前合宿するのは米国に次いで2カ国目。

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