筑西・須藤市長が初登庁 全市民にコロナ検査検討

11日投開票の茨城県筑西市長選で3期目の当選を果たした須藤茂市長(69)が26日、同市役所に初登庁した。須藤市長は午前8時20分ごろ、大勢の市職員や支持者らに出迎えられ、花束を受け取り「多くの皆さんにご支持を賜り、3期目の船出をさせていただくことになった。これからの4年間、市民の皆さまが少しでも良かったなと思えるような市政、かじ取りをしたい」とあいさつした。
続いて動画を通して職員に訓示し、「さまざまな問題解決に積極的に取り組んでいただき、現下のコロナ禍にあっても、本市が躍進していけるよう、私の思いをしっかりと受け止めた上で、なお一層の尽力をお願いしたい」と述べた。
その後に開かれた記者会見では「新型コロナウイルスや自然災害対応など喫緊に取り組むべき課題が山積している。この4年間、皆さんの安心と安全を最優先に考えて迅速にやらなければいけない」と意気込みを表した。
最初に取り組む課題としてコロナ対策を挙げ、全市民がPCR検査を1回受けられる施策を検討していると明らかにした。また協賛を募っている「ちくせい花火大会」は、10月23日に同市川澄の道の駅グランテラス筑西をメイン会場として開かれると発表した。