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《新型コロナ対策》ひたち大道芸延期 密集回避困難と判断

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街中でさまざまなパフォーマンスが繰り広げられる茨城県日立市の恒例イベント「ひたち国際大道芸」について、主催する実行委員会と市民科学文化財団は27日までに、5月開催を延期すると決めた。市内外から多数の見物客があり、新型コロナウイルスの感染が拡大する中で、密集を避けるのは困難と判断した。同財団は感染状況を見極めながら、開催時期を探る方針。

国際大道芸は同市の初夏を彩るイベントとして毎年5月に開催。例年、約15万人の見物客を集める。昨年は新型コロナの影響で中止された。同財団と実行委は例年通り、5月中旬の2日間の日程で35組ほどの出演者を想定し、開催の可否を慎重に協議してきた。だが、全国的に「第4波」に見舞われる中、県内外から不特定多数が訪れる集客イベントは感染拡大につながりかねないとして、開催時期を延期する結論に至った。

このほか、市内で予定されていた5月5日のたかはら自然塾「春まつり」、同23日の道の駅日立おさかなセンター「日立みなとまつり」、同29、30日奥日立きららの里「春まつり」の中止も決まった。

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