境町で歯科医がカフェプロデュース 「歯育て」と食べる大切さ学ぶ場に
0歳からの口腔育成「歯育て」と、虫歯予防などを親子で学びながら食事を楽しむ「Oyako食堂 ごはんの樹」が茨城県境町上小橋にオープンした。歯科医師がプロデュースするカフェで、町文化村保健センターに隣接。店内では、歯科医師による各種セミナーをはじめ、離乳食・食育指導士による食指導などを定期的に開催する。
施設は町が整備し、なかい歯科クリニック(中井巳智代院長)が運営。近年は予防歯科の浸透で虫歯になる子どもは減りつつあるものの、歯並びの悪い子どもが増加傾向にあることから「健康な口を育て、食べることの大切さ、ありがたさを考える場になってほしい」との願いでカフェを開いた。
日本離乳食・食育学会の認定歯科医師や歯科衛生士、管理栄養士がメニューを監修。離乳食スタートのサインとなる下の前歯が生え始めた赤ちゃんには、自分の唇で離乳食をつかみ取り、飲み込む力をつける「ひよこランチ」。離乳食中期から後期の“手づかみ食べ”には「こあらランチ」を用意。大人向けのランチやさしま茶なども楽しめる。
4月23日に開いた「おやこ歯育て教室」には、離乳期から2歳の子どもを持つ母親7組が参加。中井院長は「口が開いたままの『ぽかんお口』ではなく、必ず口を閉じられる子にする。舌が前に出ない飲み込ませ方を離乳期に覚えさせていく必要がある」などとアドバイス。また、母親が食べている口元を子どもに見せることやスプーン選びの重要性などを説いた。
生後10カ月の次女を連れてセミナーに参加した坂東市在住の女性(31)は「下の歯が2本生えてきたばかりだが、離乳食を与える時のスプーンの使い方などとても勉強になった」と笑顔を見せた。
次回のセミナーは14日午後1時から。講師は、出張専門助産所にこ(古河市雷電町)の野村那津子さんが務める。産前産後の女性が対象で、授乳をテーマに授乳イメージや授乳姿勢などを学ぶ。電話で事前予約(先着順)する。木曜・日曜定休。ごはんの樹(電)090(1254)4182。











