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鉾田・旭地区のコマツナ 茨城県銘柄産地で指定証交付

大井川和彦知事(中央)から県銘柄産地指定証の交付を受けた岸田一夫鉾田市長(左)ら=県庁
大井川和彦知事(中央)から県銘柄産地指定証の交付を受けた岸田一夫鉾田市長(左)ら=県庁


茨城県鉾田市旭地区のコマツナが県の青果物銘柄産地に新たに指定され、指定証の交付式が18日、県庁で開かれた。大井川和彦知事から岸田一夫市長に指定証が手渡され、銘柄産地化に貢献したとしてJA茨城旭村蔬菜(そさい)部会小松菜部と同部長の鬼沢浩之さんに表彰状が贈られた。

同部の生産者は120人、面積180ヘクタールでコマツナを栽培している。パイプハウスによる栽培で通年出荷に取り組み、首都圏の市場を中心に2020年度は年間約4071トンを出荷、販売額は12億8000万円に上った。

同部は16年度に県青果物銘柄推進産地に指定され、銘柄産地を目指して品種選定や栽培講習会を開き、品質向上を図ってきた。冬の時期の寒さによって葉がちぢれ、甘さが増す「あさひちりめん」の生産もしている。

大井川知事は「茨城が生産日本一を誇るコマツナの中心的な産地。さらに評価の高い産地として尽力いただければ」と激励した。同JAの皆藤茂次郎組合長は「安心安全はもちろん、新鮮でおいしい作物を提供していきたい」と意気込みを話した。

青果物銘柄産地事業は1982年に始まり、品質や規格、市場からの評価など県の定めた指定要件を満たした産地が指定される。今回の指定で青果物銘柄産地は60産地となった。



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