新型コロナ 古河市、高齢者ワクチン接種枠8000人分追加 予約殺到受け方針
茨城県古河市は21日、65歳以上の一般高齢者を対象とした新型コロナウイルスのワクチン接種に予約が殺到したことを受け、接種枠を8千人分追加する方針を示した。同市の一般高齢者は約4万人で、枠の追加により約88%が接種を受けられる見通し。
会場は集団接種が行われる中央運動公園総合体育館のほか、市内医療機関の一部で個別に接種する。実施の時期について市は「7月から始め、遅くとも8月のお盆前には2回目を完了させる」としている。
同市は5月1、2日に、県内初となる一般高齢者向け先行接種を実施。約2千人が1回目の接種を受けた。残る約3万8千人を対象とした予約は8日から開始。2万5136人の接種枠を用意したが、わずか5日間で上限に達し、その後も予約希望の問い合わせが相次いでいた。
追加分の予約受け付けは既に始まっており、19日時点の申し込み数は4738人。コールセンターで接種希望を伝えると、6月上旬以降、市が指定した会場や日時が個別で通知される。
コールセンターは(電)0280(23)2567。