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茨城ぜんぶのせ弁当 大学生ら考案 日立、9日に販売

県産食材をふんだんに使った弁当を考案し販売する茨城キリスト教大、茨城大の学生たち=日立市大みか町
県産食材をふんだんに使った弁当を考案し販売する茨城キリスト教大、茨城大の学生たち=日立市大みか町


茨城キリスト教大(茨城県日立市大みか町)と茨城大工学部(同市中成沢町)の学生が連携し、県産食材をふんだんに使った「茨城ぜんぶのせ弁当」を考案した。9日に同市の商業施設で販売会を行う。県産品のPRや地産地消が狙いで、学生たちは「子どもからお年寄りまで楽しんで食べてほしい」と話している。

弁当を販売するのは茨城キリスト教大のサークル「アイデアメニュー開発クラブ」と、茨城大のまちづくり団体「タガニアル」の学生たち。茨城キリスト教大食物健康科学科に所属する同クラブのメンバーが献立の考案や企業との交渉、タガニアルが広報・宣伝やポスター作りなどをそれぞれ担った。

今回販売する弁当はシラスの炊き込みご飯や県産豚のハンバーグ、納豆コロッケ、根菜の煮物といった献立。県内の企業や農家から提供を受け、県北地域の食材を多く使った。食塩の摂取過多が茨城県の健康問題となっていることから、減塩も意識した。

同クラブの小川遥瑠音さん(19)は「企画を通して、企業や農家の食材に対する思いを感じることができた。(弁当を食べた人に)茨城でどういう食材が取れているかを知ってほしい」、タガニアルの相田直輝さん(24)は「お客さんや興味を持ってくれた人とのつながりをつくれたら」とそれぞれ話した。今後も継続的に弁当を販売するだけでなく、地域を広げて食材を調達していきたいという。

販売は同市東滑川町の商業施設「シーマークスクエア」で午前10時半ごろから。200食限定。800円。

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