衆院選をにらんだ公明党の時局講演会が11日夜、水戸市千波町のザ・ヒロサワ・シティ会館(県民文化センター)で開かれた。同党の石井啓一幹事長=衆院比例北関東=が講演。石井幹事長は「コロナ禍の課題を乗り越えるには政権の安定が不可欠。それができるのは自公連立政権しかない」と強調した。

比例代表北関東ブロックで、現職の石井幹事長を含む3議席獲得を目指し、支持者を集めて開催した。

石井幹事長は、新型コロナウイルスの感染拡大防止対策や経済再生における、自公連立政権の実績を強調した上で、今後の課題など指摘。感染拡大防止策では経口薬普及の支援、経済再生ではマイナンバー制度などデジタル化の普及の重要性を語った。また、「コロナ禍で子育て世帯にしわ寄せが来ている」とし、18歳以下の子どもに1人10万円給付する公明党の衆院選公約をアピールした。