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衆院選小選挙区 茨城6区立候補者の横顔(届け出順)

青山大人さん、国光文乃さん(左から)
青山大人さん、国光文乃さん(左から)


 衆院選が19日公示された。茨城県内の小選挙区立候補者の横顔を紹介する。

■青山大人(あおやまやまと)さん(立民・前) 中小企業の支援に力
 「地元の課題解決を第一に考え取り組んだ。中小企業の経営者として中小支援を、2児の父として子育て支援にも力を注いできた」
 国政での4年間をそう振り返る。2014年の衆院選で落選。3年間の浪人生活で自分を見つめ直し、「皆の幸せを実感できる社会をつくりたい」と政治への思いを強くした。
 「党より人」をモットーに地元愛を前面に出す。朝の駅立ち、つじ立ちは約15年続ける日課だ。地元土浦市をはじめ選挙区内をくまなく歩き、約100の地区後援会を立ち上げた。「生まれ育った地域が大好き。有権者の信頼を大事にしたい」と、思いがあふれる。15年7月には起業し社長に。金融機関への借り入れから始め、中小零細企業の苦労を経験した。
 「うそをつかない誠実な政治家像を築きたい」と言い切る。趣味は読書。尊敬する人物は徳川家康と田中角栄。家族は妻と1男1女。土浦市荒川沖西。42歳。

■国光文乃(くにみつあやの)さん(自民・前) 医療現場の声生かす
 「コロナ収束に向けた感染拡大予防と、段階的に元の社会に戻せるような社会経済活動が両立する戦略を、医師としての専門性を懸けて取り組みたい」
 感染症が専門の内科医。現在も土浦や石岡市内などで、非常勤医として医療現場に携わる。新型コロナワクチンの集団接種には、注射の打ち手として参加。「現場には常に触れて温度を感じておきたい。患者さんや医療職の話を現場で聞いて、それが政策に生きる」と話す。
 厚生労働省の医系技官時代には、東日本大震災や新型インフルエンザ対策を経験。医療政策に関わる中で、政治家への道を志した。「医師は病気を治すことがプロ。議員は課題を解決して直すことがプロ」と信念を語る。
 趣味は柔道。「家で投げ技の練習などをしてリフレッシュしている」と笑顔を見せる。座右の銘は「至誠」。家族は夫と長男。つくば市竹園。42歳。



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