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茨城・鉾田市長選31日投票 現新3氏が支持訴える

小川一彦氏、岸田一夫氏、本沢徹氏(左から届け出順)
小川一彦氏、岸田一夫氏、本沢徹氏(左から届け出順)


任期満了に伴う茨城県鉾田市長選は31日、午前7時から午後6時まで市内21カ所で投票が行われ、同8時から鉾田の旧鉾田小体育館で即日開票される。衆院選の開票を先に行い、大勢判明は同11時半ごろの見込み。有権者は3万9193人(23日現在)。

立候補しているのは、いずれも無所属で、新人の会社員、小川一彦氏(62)、現職の岸田一夫氏(65)、新人の元県議、本沢徹氏(69)の3人。地域活性化策や基幹産業である農業の振興などを中心に舌戦を繰り広げている。

小川氏は、ふるさと納税の寄付額増加による財源確保や農家の後継者問題に対応する支援センターの設立を掲げる。市の財政は危機的と主張し、現職批判票の掘り起こしを狙う。

岸田氏は、1期目で築いた国や周辺自治体とのパイプを強調。公約に給食費の実質無料化や農産物のブランド化を示し、地盤の大洋地区で票を固め、市内全域に支持を広げている。

本沢氏は、文化施設整備による中心市街地の活性化や、もうかる農業の実現を訴える。祖父、父、自身と県議を3代務めた実績をアピールし、鉾田地区を中心に支持を呼び掛けている。

【鉾田市長選立候補者(届け出順、敬称略)】
■小川一彦(おがわかずひこ) 62 無新
【略歴】小川建設社員、県立玉造工高評議員。元=市議当選2回、旧鉾田町議当選1回。明治大専門職大学院修了。当間

■岸田一夫(きしだかずお) 65 無現
【略歴】当選1回。鉾田大洗広域事務組合管理者。元=鉾田消防署長、市議当選1回。亜細亜大卒。鉾田

■本沢徹(ほんざわとおる) 69 無新
【略歴】澤屋都市開発役員、県立鉾田二高後援会長。元=県議当選5回、旧鉾田町議当選2回。日本大卒。鉾田

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