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衆院選茨城6区 国光文乃氏 総力を挙げ組織戦

当選を決め、笑顔を見せる国光文乃氏=つくば市吉瀬の選挙事務所
当選を決め、笑顔を見せる国光文乃氏=つくば市吉瀬の選挙事務所


衆院選茨城6区は、自民前職の国光文乃氏が、立民前職の青山大人氏との一騎打ちを制し、2期目の当選を果たした。

国光氏は、国会議員や選挙区内の市議らからの支援、県医師会やJAなどの各種団体からの推薦を受けて、総力を挙げた組織戦を展開。公明の推薦を受けて票を上積みした。4年間で選挙区内約6万軒を歩いて浸透を図り、オンラインを活用した意見交換会で若年層にも支持を訴えた。選挙戦終盤には、岸田文雄首相や安倍晋三元首相ら大物が応援に入り、陣営の引き締めを図った。現職医師としての経験を強調して「コロナ収束」を訴え、浮動票の取り込みにつなげた。

青山氏は、野党共闘が実現し、地元の幅広い個人票と連合茨城の支援を得て戦ったが、及ばなかった。地域密着を訴え、4年間で培った後援会組織による支援を受けて戦ったが、自民の組織戦に阻まれた。

■命と暮らしを守る
つくば市吉瀬の国光文乃氏の選挙事務所では午後9時半に「当確」の一報が流れると拍手と歓声が湧き起こった。国光氏は「4年間と選挙戦を支えていだたき、心からお礼を申し上げます。皆さんのおかげで私がある」と深く頭を下げた。「期待と叱咤(しった)激励を受け止め2期目の国政で花開き、命と暮らしを守っていけるように頑張ります。一緒に県南、日本をつくっていきましょう」と喜びを語った。

【略歴】土浦協同病院医師。当選2回。元=国立災害医療センター医師、厚生労働省医系技官。東京医科歯科大大学院博士課程修了。つくば市竹園



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