衆院選茨城6区 青山氏、比例で復活

衆院選茨城6区で2回目の当選を目指した立民前職の青山大人氏はあと一歩届かず、「たくさんの支援をいただいたが、当選できなかったのは、私の力不足。おわび申し上げる」と選挙事務所に集まった支持者に頭を下げた。比例で復活当選し、議席を守った。
前回衆院選でも自民前職の国光文乃氏に約6千票差で敗れ、比例で復活当選。この4年間、「皆が幸せになれる社会」を考え続けた。県議時代から約15年、朝の駅立ちを続ける。地元土浦市をはじめ選挙区内をくまなく歩き、約100の地区後援会を立ち上げた。
今回の選挙は野党共闘が実現し、共産候補が公示直前に出馬を撤回。自民、立民の一騎打ちとなった。個人票と連合茨城の支援に加え、共産や市民連合も支えた。「選挙は足し算ではない。相手は強大な自民」と必死に街頭に立ち続け、国光氏と競り合ったものの、選挙区では再び自民の高い壁に阻まれた。