衆院選茨城3区は、実績を掲げる自民前職の葉梨康弘氏が、2新人を寄せ付けず、6回目の当選を果たした。

選挙報告会では大規模な会場の用意はなかったが、それでも、多くの支持者が集まった。葉梨氏は「これまで以上に、皆さんの力になるように、しっかりと仕事をしていく」と勝利のあいさつ。支持者から大きな拍手が湧き起こった。

新型コロナ禍の中、歴史的な短期決戦となった今回の選挙戦、葉梨氏は「日本を前に進めるために安定が必要。岸田新政権の下、国民の声を聴き、形にしていく」と訴えた。その上で、JR常磐線やつくばエクスプレスの輸送力増強、コメをはじめとした農業支援、空き家対策など、地域ごとの各課題について現状や今後の展望を説明してきた。

今回で連続4回の当選。葉梨氏は「今後もしっかりと仕事をしていく」と力強く誓った。