衆院選で2度目の比例復活当選を果たした茨城6区の立民前職、青山大人氏。1日午前3時すぎ、土浦市下高津の選挙事務所に北関東比例区最後の議席で「復活」の報が伝わると、集まった支持者から「おおー」「やったー」と歓声が上がった。青山氏は、支援者らと喜びを分かち合い、両目を潤ませながら「今でも信じられない。皆さんの思いが比例復活の議席につながった。今日の日を忘れず精進していくので、長い目で育ててほしい」と率直な思いを口にした。

青山氏は前回、2度目の挑戦で国政への道を開いた。4年間、地道に地区後援会を築き上げた。今回は野党共闘が実現し、個人票と連合茨城の支援に加え、共産や市民連合も支えた。選挙区では自民候補に再び一歩及ばなかったが、「地元の信頼感、絆が深まった。最後の議席獲得は天命。原点に帰ってしっかりやりたい」と誓った。