茨城県議補選潮来・行方市区 松田氏が出馬表明
藤島正孝茨城県議の死去に伴い、12月3日告示、同12日投開票で行われる県議補選潮来市・行方市区(定数、欠員1)で、新人で元潮来市長の松田千春氏(65)が15日、潮来市内で会見し、無所属で立候補すると表明した。同区補選への出馬表明は2人目。
会見では、藤島氏が潮来市出身であることに触れ、「(別の立候補予定者が行方市出身なので)潮来で議席を存続することが地域発展になると考え、出馬を決意した」と説明。公約として、地域医療体制の充実▽少子化対策の推進▽地場産業等の振興-などを掲げた。
松田氏は、額賀福志郎衆院議員(自民)の秘書を25年間務め、2007年2月の潮来市長選で、新人同士の一騎打ちを制して初当選すると、11年には無投票で再選。15年は3選を目指したが、新人の現市長に敗れた。