茨城県議補選潮来・行方市区 沼里氏が出馬表明

藤島正孝茨城県議の死去に伴い、12月3日告示、同12日投開票で行われる県議補選潮来市・行方市区(定数1、欠員1)で、新人で潮来市議の沼里真一郎氏(43)が17日、無所属で立候補すると表明した。同日、同市辻の市役所で開かれた立候補予定者説明会後、会見で明らかにした。
沼里氏は「世代交代を進め、潮来市と行方市のために働きたい」と出馬の動機を語った。公約として、教育・医療・福祉の充実▽社会全体で子育て、少子高齢化・人口増加策の強化▽中小企業・農漁業支援、観光振興-などを掲げた。
沼里氏は北里大大学院修了。2007年の市議補選で初当選し、現在当選6回。14年には潮来市区(当時)から県議選に立候補したが、藤島氏に約150票差で惜敗した。
同補選への出馬表明は、いずれも無所属で、行方市議の鈴木義浩氏(58)、元潮来市長の松田千春氏(65)に次いで3人目。同説明会には、3氏のほか、行方市の地方公務員男性(25)の計4陣営が出席した。