筑波大学内郵便局、金色のポスト 東京五輪柔道・永瀬選手顕彰 茨城
東京五輪柔道男子81キロ級で金メダルを獲得した永瀬貴規選手(28)の功績をたたえる金色の郵便ポスト「ゴールドポスト」が18日、出身の筑波大にある「筑波大学内郵便局」(茨城県つくば市天久保)前にお目見えした。
東京五輪・パラリンピックの金メダリストを対象に、内閣官房と日本郵便が協力して行う「ゴールドポストプロジェクト」の一環で、設置は県内で初めて。選手にゆかりのある場所に、金色に塗ったポストを置いて功績をたたえ、地域の盛り上げにもつなげることを狙う。同日までに全国で14本設置されている。
同大で長年稽古を積んできた永瀬選手が、この場所に設置を希望したという。ポストには永瀬選手の名前や東京五輪のエンブレムが入ったプレートが取り付けられた。
この日の除幕式で永瀬選手は「金メダルを取った実感が湧いてくる。この先、悩んだり苦しんだりした時、ゴールドポストを見れば頑張らないといけないという気持ちにさせてくれる」と語った。