【速報】入所男性の体内に空気注入し殺害 容疑で元職員の女逮捕 茨城・古河の老健施設
茨城県古河市内の介護老人保健施設に入所中の男性の体内に空気を注入し殺害したとして、同県警は8日、殺人の疑いで、同施設の元介護職員で同市大和田、無職、赤間恵美容疑者(35)を逮捕した。県警は赤間容疑者の認否を明らかにしておらず、動機などを詳しく調べている。県警は同日、古河署に捜査本部を設置した。
逮捕容疑は、昨年7月6日午後0時半ごろ、同市仁連(にれい)の介護老人保健施設「けやきの舎(いえ)」で、入所・療養中の同所、無職、吉田節次さん(76)=当時=に対し、殺意を持ちシリンジ(注射筒)を使って体内に空気を注入、空気塞栓(そくせん)症を発症させ、同日午後1時25分ごろ、搬送先の病院で同症による急性循環気不全で死亡させた疑い。
捜査本部によると、赤間容疑者は昨年4月下旬ごろから同施設で勤務。犯行日の同年7月6日の勤務を最後に、自主退職していた。