茨城県大洗水族館、「ワンピース」とコラボ 3月末まで 開館20周年記念で催し
茨城県大洗町磯浜町のアクアワールド県大洗水族館(藤森純一館長)で11日、開館20周年記念事業を締めくくる、人気アニメ「ワンピース」とコラボしたイベント「ワンピースBIG WASH島の大冒険!INアクアワールド・大洗」が始まった。同日はオープニングセレモニーが開かれた。
島に見立てた館内では、ワンピースのキャラクターが案内役などを務める。飼育生物をルフィとジンベエが音声解説し、イルカとアシカのショーでは、チョッパーが共演する特別オーシャンライブを楽しめる。
また、アニメの一員になった気分を味わえるよう、デジタルフォトスポットを設けた。設置されている専用のカメラで撮影することで、画面上でキャラクターと自分を同時に映し、無料で記念撮影できる。
リラックスカフェ「マーメイド」では限定グルメも販売。サメ肉を使い、中央にイベントロゴを入れた「BIG WASH島名物サメまんじゅう」(550円)や、ラテアートでキャラクターを描いた「麦わらの一味ココア」(450円)などが味わえる。
セレモニーには、大井川和彦知事や国井豊大洗町長、ワンピース好きで知られるお笑いコンビ「マヂカルラブリー」と「大自然」らが出席。
大井川知事は「大洗、茨城をより多くの人に知ってもらいたい」と期待を寄せた。国井町長は「世界的な人気のあるアニメとのコラボはありがたい」と述べた。
この日、母と妹と一緒に水戸市から訪れた秋葉達輝君(5)は「イルカとチョッパーのショーが楽しかった」と笑みを浮かべた。
同館は来年3月21日に開館20周年を迎える。今回のイベントは同31日まで実施する。