任期満了に伴う来年3月20日告示、同27日投開票の茨城県下妻市長選で、新人で同市議の須藤豊次氏(63)=無所属=が16日、立候補する意向を表明した。同市長選への出馬表明は、現職の菊池博氏(59)に続き2人目。

須藤氏は会見で、老朽化により2年近く閉館状態の市民文化会館や、利用者の少ない「シモンちゃんバス」などを踏まえ、「地域の活力が失われている。このままでいいのか」と現市政を批判。「復活下妻」をテーマに出馬の意思を示した。

主な政策として、農工商連携の強化▽「ビアスパークしもつま」など地域資産の再構築▽耐震改修して同会館使用など既存事業の見直し-などを掲げた。

須藤氏は当選6回。正副議長や総務委員長などを歴任した。