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茨城・龍ケ崎市長選19日投票 現新3人、激しい舌戦

藤木妙子氏、中山一生氏、萩原勇氏(左から届け出順)
藤木妙子氏、中山一生氏、萩原勇氏(左から届け出順)


任期満了に伴う茨城県龍ケ崎市長選は19日、午前7時から午後7時まで市内25カ所で投票が行われ、同8時から中里3丁目のニューライフアリーナ龍ケ崎(市総合体育館「たつのこアリーナ」)で即日開票される。大勢判明は同10時ごろの見込み。有権者は6万4158人(11日現在)。

立候補しているのは、いずれも無所属で、新人で元市議の藤木妙子氏(68)、4回目の当選を目指す現職の中山一生氏(59)、新人で元県議の萩原勇氏(46)=自民県連、国民県連推薦=の3人。

今春に発覚した官製談合防止法違反事件を踏まえた信頼回復の取り組みに加え、道の駅整備を含む牛久沼の活用方針を巡って激しい舌戦が繰り広げられている。

藤木氏は、事件を念頭に「談合との決別」を第一に掲げる。牛久沼東岸の国道6号沿いに計画される道の駅の「白紙撤回」も唱え、対立軸を鮮明にする。遊説を中心に、草の根での支持拡大に動く。

中山氏は、側近や支援者が逮捕されるなどした事件に鑑み、「しがらみを断つ」と訴える。組織に頼らない選挙を戦う。牛久沼活用に向け「道の駅をどう整備するかを慌てず、真剣に考えていく」と主張する。

萩原氏は、当選4回の県議を辞して挑む。事件を受けた「透明な市政改革」を公約に挙げる。道の駅に代わり、牛久沼を一周する道(トレイル)を整備する考えを示す。自民県議が連日駆け付け、組織戦を敷く。

【龍ケ崎市長選立候補者(届け出順、敬称略)】
藤木妙子(ふじきたえこ) 68 元市議 無新
【略歴】土産物店「みやこや」店主。元=市議当選2回。尚美高等音楽学院卒。長山2丁目

中山一生(なかやまかずお) 59 市長 無現
【略歴】当選3回。県河川協会長。元=県議当選1回。衆院議員政策担当秘書。日本大法学部卒。龍ケ崎市

萩原勇(はぎわらいさむ) 46 元県議 無新
【略歴】元=県議当選4回、市議当選1回。参院議員秘書。明治大公共政策大学院修了。羽原町

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