立民茨城県連・参院選候補者公募 設楽県議が応募

今夏の参院選を巡り、立憲民主党茨城県議の設楽詠美子氏(45)=筑西市区=が、茨城選挙区からの立候補を目指し、同党県連が実施した公募に応募したことが18日、分かった。設楽氏は茨城新聞の取材に「後援会とも相談し、地域の皆さんの声に応えるため決意した」と話した。
同党県連は茨城選挙区で改選を迎える立民現職で県連代表の郡司彰氏(72)が不出馬を表明したことを受け、後継候補の選定へ向けた公募を昨年12月20日から実施。今月17日までの約1カ月間、県内から広く人材を募っていた。今月中にも書類審査や面接などにより候補者を選考した上で、党本部への上申を予定している。
設楽氏は筑西市(旧下館市)出身。2010年の県議選で初当選し、現在3期目。県議会会派の「立憲いばらき」では代表を務めている。
国民民主党など野党間での候補者調整について、立民県連はこれまでに「各党で候補者が出そろった上で、野党間調整を進める可能性はある」などとしている。