現職の小田川氏 再選出馬を表明 茨城・つくばみらい市長選
任期満了に伴う4月17日告示、同24日投開票の茨城県つくばみらい市長選で、現職の小田川浩氏(54)が20日、2回目の当選を目指して無所属で立候補すると表明した。同市長選への出馬表明は初めて。
小田川氏は会見で、スマート農業や全国初の農機シェアリング導入による新規就農者の増加、待機児童ゼロの実現をはじめ、市外総合病院へのバス運行、ふるさと納税の寄付金を約16億円集めたことなど1期目の実績を強調。
新型コロナウイルス対策で見えてきた重点課題として「教育」を挙げ、小中学校のオンライン授業や教師の働き方改革などを「次の4年間で加速させていきたい」と再選に強い意欲を示した。また、人口が増加するみらい平地区に公立中学校を新設することも公約に掲げた。
小田川氏は同市議を経て、2018年の市長選で初当選した。