新型コロナウイルス感染による自宅療養者を支援するため、茨城県神栖市は25日、療養者に対する食料品などの無償支給事業を始めた。

市健康増進課によると、支給されるのは、5日間程度の日常生活に必要なごはんやカレーなどのレトルト食品、トイレットペーパーや生理用品などの日用品。1人2回まで無償で支給する。また、血中酸素濃度計(パルスオキシメーター)の貸与も行う。

利用条件は、①市に住所を有する人や居住者②同居する家族や親族、知人などがおらず、買い出しなどの支援が受けられない人③宅配やキャッシュレス決済などの方法で外出せずに食料品などを調達できない人④県が実施する配食サービスを受けていない人-の4条件全てを満たすこと。

血中酸素濃度計の貸与条件は①自宅療養中で同市に住所を有する人や居住者②県から血中酸素濃度計を貸与されていない人-の2点を満たすこと。

同課で月～金曜日(祝日を除く)の午前8時半～午後5時15分、電話で受け付ける。問い合わせ、申し込みは同課(電)0299(90)1111へ。