次の記事:学生「驚き」「楽しみ」 安全確保策に関心も 悠仁さま 筑波大合格 茨城 

新型コロナ 茨城県内、4割経路不明 2日連続感染800人超 70代女性死亡

茨城県庁=水戸市笠原町
茨城県庁=水戸市笠原町


茨城県と水戸市は27日、県内で新型コロナウイルス感染者が新たに計857人確認されたと発表した。26日の861人に次いで過去2番目に多く、800人超えは2日連続。感染者の累計は、24日発表の4人の取り下げがあったため3万2281人。また、70代女性が死亡後の検査で陽性と分かり、県内死者の累計は223人となった。

県によると、直近7日間を平均した1日当たりの新規感染者数は699.5人で、前週比222.7%。新規感染者のうち4割に当たる343人は感染経路不明だった。

陽性者は全44市町村で確認され、居住地別ではつくば市が97人で最多。水戸市68人、古河市56人、守谷市43人など。

年代別では10代が145人で最多。次いで10歳未満が136人、20代と30代が各135人、40代が134人と続いた。60代以上は計86人で全体の約1割を占めた。

クラスター(感染者集団)の疑いは新たに9件報告され、このうち5件は学校や保育施設などで発生。内訳は保育施設が2件(県央・県西)、幼稚園が1件(県西)、小学校が2件(水戸市・県西)で、陽性者はそれぞれ計5~12人に広がった。

27日現在の県内の入院患者は前日比1人減の164人で、病床稼働率は27.3%。重症者は1人増え2人になった。

■茨城県内の感染状況
新規感染者 857人(累計3万2281人)
死者累計 223人
入院患者 164人(重症2人)
退院・退所等累計 2万6942人
(茨城県・水戸市発表、27日午後10時現在)



最近の記事

茨城の求人情報

全国・世界のニュース