新型コロナ 茨城県内新規942人感染 80、70代の男性2人死亡
茨城県と水戸市は31日、県内で新型コロナウイルス感染者が新たに計942人確認されたと発表した。感染者の累計は3万6196人。また、感染して入院中だった80代男性と70代男性の2人が死亡し、県内死者の累計は225人となった。1月中に確認された新規感染者は計1万1707人となり、月別で過去最多となった。
県によると、直近7日間を平均した1日当たりの新規感染者数は892.0人に上昇し、前週比169.0%。新規感染者のうち437人は感染経路が不明だった。
陽性者は全44市町村で確認され、居住地別では水戸市が108人で最多。ほかに土浦市74人、つくば市70人、古河市53人など。
年代別では、10歳未満が最多の158人に上り、次いで20代が155人、30代が154人、10代が148人など。60代以上は計107人で全体の11.3%を占めた。
クラスター(感染者集団)の疑いは新たに9件報告され、このうち県西地域の病院と県南の診療所は陽性者がそれぞれ計10人と計7人に拡大。学校関係は計5件発生し、内訳は小学校3件(県央、県西、水戸市)、高校2件(県南、水戸市)。県南の保育施設と陸上自衛隊土浦駐屯地でも感染が相次いだ。
31日現在の入院患者は前日比18人増の217人で、病床稼働率は36.1%。うち重症者は6人で増減はなかった。
■茨城県内の感染状況
新規感染者942人(累計3万6196人)
死者累計 225人
入院患者 217人(重症6人)
退院・退所等累計 2万9790人
(茨城県・水戸市発表、31日午後10時現在)