光のアート 「チームラボ」演出 水戸の偕楽園包む 1日から


日本三名園の一つ、水戸市の偕楽園で「チームラボ 偕楽園 光の祭」(茨城放送主催)が1日に開幕するのを控え、内覧会が31日、関係者や報道陣向けに開かれた。梅林や竹林など庭園の特徴を生かし、過去から現在への〝時間の連続性〟を表現した光のアートが園内を彩った。
催しは「水戸の梅まつり」開催に合わせ、アート集団「チームラボ」(東京)が昨年に続き手掛けた。杉の森には色を変えながら発光する無数の球体オブジェが並び、竹林では人や動物が優雅に練り歩く行列が映し出されるなど、広い庭園は光の演出で包まれた。
3月31日までの2カ月間、午後6時~8時半に行われる。新型コロナウイルス感染対策として、入場時間を分散し園内の人数を制限する。入場料は大人1800円、中高生800円、小学生以下無料。昨年は3月1日~4月4日に開催し、約12万3000人が訪れた。
同園で2月11日から始まる予定の水戸の梅まつりは、まん延防止等重点措置の適用に伴い、開幕時期の延期が検討されている。