新型コロナ 「ステージ3」引き上げ 茨城県対策指針 病床稼働数増受け
茨城県は31日、独自の新型コロナウイルス対策指針について、県全体のステージを4段階中2番目に高い「ステージ3」に1段階引き上げたと発表した。感染急拡大による病床稼働数の増加などのためで、同3となるのは昨年9月以来。茨城県へのまん延防止等重点措置適用に伴い、県は飲食店への営業時間短縮や県外との不要不急の往来自粛などの行動制限を要請しており、今回のステージ引き上げに伴う措置の変更はない。
県内の1日当たりの新規感染者は1月30日に初めて千人を超え、四つの判断指標のうち病床稼働数が同日時点、199床でステージ3に上がり、31日には217床に増えた。重症病床稼働数は同日時点、6床でステージ1となっている。
県政策調整課の担当者は「今、お願いしている対策への協力と、マスク着用や手洗い、うがい、3密回避など、基本的な感染対策の徹底をお願いしたい」と県民に呼び掛けた。