新型コロナ 茨城で1681人感染 60代女性と70代男性死亡
茨城県と水戸市は12日、県内で新型コロナウイルス感染者が新たに計1681人確認されたと発表した。1日当たりの感染者数としては過去2番目に多く、累計の感染者数は5万3247人。入院中だった60代女性と70代男性の死亡も報告され、県内死者の累計は239人となった。
県によると、直近7日間を平均した1日当たりの新規感染者数は1545.0人で、前週比130.8%。新規感染者のうち864人は感染経路が不明で、1人は「みなし陽性」の患者だった。
陽性者は43市町村で確認され、居住地別ではつくば市が最多の162人で、取手市が114人、土浦市が96人、守谷市が86人と続いた。
年代別では40代が291人で最多。次いで30代が271人、20代が242人、10歳未満が236人など。60代以上は計265人で15.7%を占めた。
新たなクラスター(感染者集団)の疑いは計3件報告され、県西地域の小学校は陽性者が計9人に拡大。鹿行の事業所と福祉施設はそれぞれ計7人と計8人に増えた。
12日現在の入院患者は前日比1人減の321人で、病床稼働率は36.6%。重症者は1人減の7人となった。
■茨城県内の感染状況
新規感染者 1681人(累計5万3247人)
死者累計 239人
入院患者 321人(重症7人)
退院・退所等累計 4万2862人
(茨城県・水戸市発表、12日午後10時現在)