茨城県と水戸市は13日、新型コロナウイルス感染者が県内で新たに計1180人確認されたと発表した。さらに県は同日、入院中の患者2人が死亡したと発表した。県内の感染者は累計5万4427人、死者は同241人となった。

県によると、死亡したのは県内の医療機関に入院治療中だった90代女性と60代男性で、死亡日はいずれも9日。

県と市によると、新規感染者計1180人のうち陽性者との濃厚接触により感染したとみられる人は631人、同日現在で感染経路が判明していない人は549人。大子町と城里町を除く42市町村で感染者が出た。重症者はいない。

1180人を年代別に見ると、10歳未満が194人、10代が152人、20代が160人、30代が189人、40代が184人、50代が132人、60代が68人、70代が52人、80代が40人、90代が9人。

男女別では男性が603人、女性が577人。

新たなクラスター(感染者集団)発生が疑われる事例は6件報告された。このうち保育施設が2件、福祉施設が2件、幼稚園が1件、事業所が1件で、県南地域のの障害者福祉施設では新たに8人が感染し、陽性者は計13人となった。

また、新たに1229人が回復し、県内の回復者は累計4万4091人となった。

13日現在の入院患者は前日より2人減って319人。このうち重症は2人増えて9人。中等症は183人、軽症は127人となっている。

■茨城県内の感染状況
新規感染者　1180人(累計5万4427人)
死者累計　241人
入院患者　319人(重症9人)
退院・退所等累計　4万4091人
(茨城県・水戸市発表、13日午後10時現在)