茨城・阿見町長に現職千葉氏 16年ぶりの無投票で再選果たす
任期満了に伴う茨城県阿見町長選は15日告示され、無所属で現職の千葉繁氏(59)以外に立候補の届け出がなく、無投票で千葉氏の2回目の当選が決まった。町長選の無投票は2006年以来16年ぶり。
千葉氏は昨年12月に「住み続けてもらえる町を目指さないといけない」と、後援会主催の会合で出馬を表明。後援会組織を中心に地盤を固めた。1期目の実績として、18年の前回町長選で争点となった道の駅整備事業計画を再検討して中止としたことや、病児保育施設の整備、地域予算の創設による町民参加型予算の導入などを強調した。
公約には、町内に新たな部屋を構える元横綱稀勢の里率いる二所ノ関部屋との連携推進や、子育て支援総合センターの建設、観光協会の法人化などを掲げた。
告示日の15日は午前9時半、同町中央で第一声。その後、選挙カーで町内を遊説した。
午後5時すぎ、同町阿見の選挙事務所に無投票当選の知らせが入ると、駆け付けた支持者らが大きな拍手で祝福した。
千葉氏は「4年間の実績を評価していただいた。責任は重大。地域住民の自治意識の向上を積み重ねてもらい、市制移行につなげたい」と抱負を語った。
【千葉繁(ちば・しげる)氏の略歴】当選2回。町社会福祉協議会長、昭和運送社長。元=町議当選3回、町議会副議長。明治大大学院修了。中央
千葉氏は昨年12月に「住み続けてもらえる町を目指さないといけない」と、後援会主催の会合で出馬を表明。後援会組織を中心に地盤を固めた。1期目の実績として、18年の前回町長選で争点となった道の駅整備事業計画を再検討して中止としたことや、病児保育施設の整備、地域予算の創設による町民参加型予算の導入などを強調した。
公約には、町内に新たな部屋を構える元横綱稀勢の里率いる二所ノ関部屋との連携推進や、子育て支援総合センターの建設、観光協会の法人化などを掲げた。
告示日の15日は午前9時半、同町中央で第一声。その後、選挙カーで町内を遊説した。
午後5時すぎ、同町阿見の選挙事務所に無投票当選の知らせが入ると、駆け付けた支持者らが大きな拍手で祝福した。
千葉氏は「4年間の実績を評価していただいた。責任は重大。地域住民の自治意識の向上を積み重ねてもらい、市制移行につなげたい」と抱負を語った。
【千葉繁(ちば・しげる)氏の略歴】当選2回。町社会福祉協議会長、昭和運送社長。元=町議当選3回、町議会副議長。明治大大学院修了。中央