茨城県は18日、独自の新型コロナウイルス対策指針について、県全体のステージを4段階中最も高い「ステージ4」に1段階引き上げた。高齢者の感染増加に伴い死者や重症者などが増えつつあるためで、同4となるのは、国の緊急事態宣言が発令中だった昨年9月以来。茨城県は3月6日まで、まん延防止等重点措置の適用延長が決まり、今回のステージ引き上げに伴う措置の変更はない。

指針を巡る四つの判断指標のうち、三つは最も深刻なステージ4の状態が続き、残る「重症病床稼働数」も17日にステージ3に上がった。