自宅療養で行動制限がある新型コロナウイルス感染者の生活を支援しようと、茨城県高萩市は、市内在住の感染者を対象に食料品の配達を始めた。オミクロン株の急拡大を受け、支援に踏み切った。

市危機対策課によると、対象者は、新型コロナ陽性となり保健所の指示で自宅療養している▽近隣に生活を支援できる親族がいない▽県の配食サービスを受けていない-に該当する人。

ペットボトル飲料やレトルト食品、缶詰、ゼリーなど約5日分の食料を1セットにして配布する。1世帯に感染者が複数人いる場合などは状況に応じて追加する。トイレットペーパーや生理用品といった日用品の支援も可能という。

申請日当日または翌日、職員が自宅の玄関先まで届ける。申請は同課(電)0293(23)2215。受付時間は平日午前8時半～午後5時15分。