新型コロナ 茨城県内月別死者、最多48人に 新規感染1273人
茨城県と水戸市は24日、県内で新型コロナウイルス感染者が新たに計1273人確認されたと発表した。累計の感染者は6万8118人。また、入院中だった70代と90代の男性計2人の死亡が報告された。今月の死者数は48人となり、月別で昨年2月の47人を上回り過去最多となった。県内死者の累計は273人。
県によると、2月中(24日時点)に死亡が報告された人の年齢は58~96歳。
直近7日間を平均した1日当たりの新規感染者数は1300.1人で、前週比は99.4%。新規感染者のうち465人が感染経路不明で、「みなし陽性」は16人だった。
陽性者は大子町を除く43市町村で確認され、居住地別ではつくば市の171人が最多。年代別では10歳未満が255人と最多で、次いで30代が201人、20代が177人など。60代以上は計198人で、全体の15.6%を占めた。
24日現在の入院患者は前日比16人増の430人で、病床稼働率は49.0%。このうち重症者は同2人増の20人だった。
新たなクラスター(感染者集団)の疑いは計8件報告された。うち1件は水戸市の小学校で陽性者は計6人となった。
■茨城県内の感染状況
新規感染者 1273人(累計6万8118人)
死者累計 273人
入院患者 430人(重症20人)
退院・退所等累計 5万8415人
(茨城県・水戸市発表、24日午後10時現在)