新型コロナ 茨城県内最多5人死亡 新規感染1188人
茨城県と水戸市は25日、県内で新型コロナウイルス感染者が新たに計1188人確認されたと発表した。累計の感染者は6万9306人。また、入院中だった70代男性ら5人の死亡が報告され、今月19、22日などと並び1日当たりの死者数は最多を記録。県内死者の累計は278人となった。
県によると、死亡が報告されたのは、入院していた70代と80代2人の男性計3人。救急搬送後に死亡が確認された80代男女からもウイルスが検出された。
直近7日間を平均した1日当たりの新規感染者数は1255.5人で、前週比98.2%。新規感染者のうち550人が経路不明で、「みなし陽性」は15人。
陽性者は大子、五霞町を除く42市町村で確認され、居住地別では龍ケ崎市の101人が最多。年代別では10歳未満が195人と最も多く、次いで30代が171人、10代が168人など。60代以上は計218人で全体の18.4%を占めた。
25日現在の入院患者は前日比37人減の393人で、病床稼働率は44.8%。このうち重症者は同1人減の19人だった。
新たなクラスター(感染者集団)の疑いは計7件報告され、うち2件は水戸市の幼稚園だった。
■茨城県内の感染状況
新規感染者 1188人(累計6万9306人)
死者累計 278人
入院患者 393人(重症19人)
退院・退所等累計 5万9734人
(茨城県・水戸市発表、25日午後10時現在)