茨城県と水戸市は3日、県内で新型コロナウイルス感染者が新たに計1519人確認されたと発表した。累計の感染者数は7万7103人。また県内で入院中だった90代と70代の男性2人の死亡が報告され、緊急搬送後に亡くなった60代男性からもウイルスが検出、県内死者の累計は298人となった。

県によると、直近7日間を平均した1日当たりの新規感染者数は1283.5人で、前週比98.7%。新規感染者のうち635人は感染経路不明。

陽性者は42市町村で確認され、居住地別ではつくば市が211人で最多。年代別では10歳未満が293人で最も多く、60歳以上は計206人で全体の13.5%だった。

新たなクラスター(感染者集団)の疑いは計9件報告され、内訳は小学校4件、保育施設や幼稚園など4件、事業所1件だった。

■茨城県内の感染状況
新規感染者　1519人(累計7万7103人)
死者累計　298人
入院患者　359人(重症11人)
退院・退所等累計　6万7719人
(茨城県・水戸市発表、3日午後10時現在)