茨城県と水戸市は5日、県内で新たに新型コロナウイルス感染者が1593人確認されたと発表した。累計の感染者数は8万320人となり、8万人を突破した。また、入院中だった70代男性と80代女性の死亡が確認されたほか、別の80代女性が死亡後の検査で陽性と分かり、県内死者の累計は306人となった。

県によると、直近7日間を平均した1日当たりの新規感染者数は1401.7人で、前週比115.9%。新規感染者数のうち678人は経路不明。5日現在の入院患者数は336人で、病床稼働率は38.3%。このうち重症者は前日比2人増の13人となった。

陽性者は43市町村で確認され、居住地別ではつくば市が175人で最多。年代別では10歳未満が287人で最も多く、60歳以上は192人で全体の12.1%だった。

新たなクラスター(感染者集団)の疑いは計9件報告され、県西地域の中学校と県南地域の小学校でそれぞれ陽性者は計8人に拡大した。

■茨城県内の感染状況
新規感染者　1593人(累計8万320人)
死者累計　306人
入院患者　336人(重症13人)
退院・退所等累計　7万11人
(茨城県・水戸市発表、5日午後10時現在)