茨城県と水戸市は10日、県内で新型コロナウイルス感染者が新たに計1539人確認されたと発表した。累計の感染者数は8万6750人。また入院中だった90代の女性2人と70代男性の計3人の死亡が確認され、緊急搬送後に亡くなった70代男性からもウイルスが検出、県内死者の累計は333人となった。

県によると、直近7日間を平均した1日当たりの新規感染者数は1378.1人で、前週比107.3%。新規感染者のうち611人は経路不明。

陽性者は全44市町村で確認され、居住地別ではつくば市が198人で最多。年代別では10歳未満が393人で最も多く、10代と合わせると全体の4割を占めた。60歳以上は計147人だった。

新たなクラスター(感染者集団)の疑いは計20件報告され、このうち県央地域の医療機関では陽性者が計10人に拡大。ほかは小学校が8件、保育施設などが7件だった。

■茨城県内の感染状況
新規感染者　1539人(累計8万6750人)
死者累計　333人
入院患者　304人(重症12人)
退院・退所等累計　7万6262人
(茨城県・水戸市発表、10日午後10時現在)