茨城県と水戸市は11日、県内で新型コロナウイルス感染者が新たに1666人確認されたと発表した。累計の感染者数は8万8416人。また、福祉施設で療養していた70代男性2人と80代女性、入院中だった80代女性の計4人の死亡が確認され、県内死者の累計は337人となった。

県によると、直近7日間を平均した1日当たりの陽性者数は1384.1人で、前週比102.8%。新規感染者のうち612人は経路不明だった。

陽性者は大子町を除く43市町村で確認され、居住地別ではつくば市が282人で最多。年代別では10歳未満が388人と最も多く、10代と合わせると全体の4割近くを占めた。60歳以上は計185人だった。

新たなクラスター(感染者集団)の疑いは計10件報告され、いずれも小中高校や保育施設など、子ども関連の施設だった。

■茨城県内の感染状況
新規感染者　1666人(累計8万8416人)
死者累計　337人
入院患者　313人(重症13人)
退院・退所等累計　7万7621人
(茨城県・水戸市発表、11日午後10時現在)