新型コロナ 茨城の感染者、1000人下回る 3人死亡
茨城県と水戸市は15日、県内で新型コロナウイルス感染者が新たに計908人確認されたと発表した。累計の感染者数は9万3883人。また福祉施設で療養中だった50代男性と、入院中だった40代男性と70代男性の計3人の死亡が報告され、県内死者の累計は349人となった。
1日当たりの感染者が千人を下回るのは2月22日(853人)以来、約3週間ぶり。
県によると、直近7日間を平均した1日当たりの新規感染者数は1413.2人で、前週比101.5%。新規感染者のうち408人は経路不明だった。
陽性者は大子、城里両町を除く42市町村で確認され、居住地別では水戸市が95人で最多。
年代別では、10代が187人で最も多く、10歳未満の185人を合わせると、10代以下で全体の4割を占めた。60歳以上は計103人で、全体の11.3%だった。
新たなクラスター(感染者集団)の疑いは計16件報告され、内訳は保育施設など6件、小学校5件、福祉施設2件、診療所と中学、高校各1件で、陽性者はそれぞれ5~14人に広がった。
■茨城県内の感染状況
新規感染者 908人(累計9万3883人)
死者累計 349人
入院患者 290人(重症8人)
退院・退所等累計 8万3136人
(茨城県・水戸市発表、15日午後10時現在)