茨城県と水戸市は22日、県内で新型コロナウイルス感染者が新たに計776人確認されたと発表した。1日当たりの感染者が千人を下回るのは15日以来、1週間ぶり。累計の感染者数は10万3560人となった。また、入院中だった70代と90代の女性2人の死亡が報告され、県内死者の累計は363人。

県によると、直近7日間を平均した1日当たりの新規感染者数は1382.4人で、前週比97.8%。新規感染者のうち345人は経路不明だった。

陽性者は大子町を除く43市町村で確認され、居住地別ではつくば市が65人で最多。年代別では10歳未満が160人で最も多く、60歳以上は計72人で全体の9.2%だった。

新たなクラスター(感染者集団)の疑いは計7件報告され、内訳は小学校4件、保育施設2件、高齢者福祉施設1件。

■茨城県内の感染状況
新規感染者　776人(累計10万3560人)
死者累計　363人
入院患者　284人(重症4人)
退院・退所等累計　9万3005人
(茨城県・水戸市発表、22日午後10時現在)