次の記事:学生「驚き」「楽しみ」 安全確保策に関心も 悠仁さま 筑波大合格 茨城 

コロナ後遺症外来設置 茨城県医師会と県 週内にも51機関

【AD】


茨城県医師会は22日、県と連携し、新型コロナウイルスの罹患(りかん)後症状(後遺症)の診療などを行う「罹患後症状外来」を、県内51の医療機関に設置すると発表した。症状の程度を自ら確認できるチェックシートも作成。今週中に県や同会のホームページで、医療機関名と併せて公表する。県内でこうした専門外来が設けられるのは初めて。

同会によると、罹患後症状外来を設置するのは、呼吸器内科21カ所、耳鼻咽喉科17カ所、皮膚科12カ所、精神科10カ所、心療内科5カ所、神経科10カ所。一つの医療機関で複数の診療科に設置する例もある。

チェックシートでは息苦しさや倦怠(けんたい)感、不眠、脱毛、嗅覚・味覚障害などの症状ごとの程度を5段階で評価。結果が「3」(生活に支障が出始めている)以上の場合は、かかりつけ医か、診療・検査医療機関への受診を検討するよう求めている。

その上で、かかりつけ医などで経過観察や対症療法などを行っても改善しない場合は、紹介状を持って「罹患後症状外来」を予約し、より専門的な治療を実施する。

県医師会の鈴木邦彦会長は「症状が長く続く場合は受診してほしい」としている。



最近の記事

茨城の求人情報

全国・世界のニュース