茨城県と水戸市は6日、県内で新型コロナウイルス感染者が新たに954人確認されたと発表した。1日当たりの新規感染者数が千人を下回るのは、3月30日以来で7日ぶり。累計の感染者数は12万940人となり、12万人を突破した。また、入院していた100歳代女性と90代男性の2人の死亡が報告され、県内死者の累計は382人。

県によると、直近7日間を平均した1日当たりの感染者数は1247.8人で、前週比108.9%。新規感染者のうち424人が経路不明だった。

陽性者は五霞町を除く43市町村で確認され、居住地別ではつくば市が124人で最多。年代別では10歳未満が188人で最も多く、60歳以上は100人で全体の10.5%だった。

新たなクラスター(感染者集団)は8件報告され、内訳は保育施設と事業所各2件、児童福祉施設、中学校、福祉施設、幼稚園各1件。

■茨城県内の感染状況
新規感染者　954人(累計12万940人)
死者累計　382人
入院患者　193人(重症3人)
退院・退所等累計　11万1410人
(茨城県・水戸市発表、6日午後8時30分現在)