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小田川氏が無投票再選 茨城県つくばみらい市長選

無投票で再選が決まり、万歳する小田川浩氏(中央)=17日午後、つくばみらい市板橋
無投票で再選が決まり、万歳する小田川浩氏(中央)=17日午後、つくばみらい市板橋


■合併後初
任期満了に伴う茨城県つくばみらい市長選は17日告示され、再選を目指す無所属で現職の小田川浩氏(55)=自民党伊奈支部、公明県本部推薦=以外に立候補の届け出がなく、無投票で当選が決まった。無投票は、旧伊奈町と旧谷和原村が合併した2006年以降、初めて。

午後5時過ぎ、同市板橋の会場に当選の連絡が入ると、大井川和彦知事や国会議員、県議、周辺首長ら支持者が拍手で祝福。小田川氏は「住民の声を聞くことを一番大切にしてきた。これからも変化を続けるつくばみらいをつくっていきたい」と喜びを語った。

同市全体の活性化策については、取材に「みらい平地区を中心に人口を増やしていくことで、周辺地域にも活力を波及させたい」と強調した。

小田川氏は市外総合病院への無料バス運行、全国初の農機シェアリング導入などによる就農への取り組み、保育施設の充実など1期目の実績を挙げ、市政の継続を訴えた。

2期目は「子育て世帯などの人口を増やし、市の経済も活性化させたい」として、重点政策に「教育」を挙げた。公約にはつくばエクスプレス(TX)みらい平駅周辺地域への中学校新設や英語教育の充実などを強調した。

【小田川浩(おだがわ・ひろし)氏の略歴】
当選2回。不動産会社社長。元つくばみらい市議当選2回。明治大専門職大学院修了。福原

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