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「一番星」の田植え始まる 茨城・潮来

田植えが始まった「一番星」=潮来市上戸
田植えが始まった「一番星」=潮来市上戸


茨城県潮来市上戸の水田で17日、極わせ品種「一番星」の田植えが始まり、陽光が照らす水田に青々とした苗が規則正しく植えられた。

一番星は、県が「あきたこまち」に代わる品種として研究開発したオリジナル品種で、大きな粒と豊かな食味を持ち、冷めてもおいしく食べられる点などが特長だ。同市では、市大規模稲作研究会(橋本勇作会長)が生産に取り組んでおり、この日は内野幸夫さん(71)の約30アールの水田で田植えが行われた。

一番星はお盆前の出荷を目指しており、新米を待ちわびる消費者も多い。今年は苗の生育状況などから、例年よりも田植えの時期を遅らせたが、橋本会長は「ここから天候が良くなってくれたら、例年通りの時期に出荷することができる。いち早く、皆さんにおいしいお米をお届けしたい」と話した。

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