茨城県と水戸市は17日、県内で新型コロナウイルス感染者が新たに971人確認されたと発表した。累計の感染者数は13万4092人。県内の福祉施設で療養していた90代男性の死亡が報告され、県内死者の累計は407人となった。

県によると、新規感染者のうち、392人が感染経路不明だった。直近7日間を平均した1日当たりの感染者数は1102.4人で、前週比85.9%。

陽性者は大子町と五霞町を除く42市町村で確認された。居住地別では、つくば市が122人で最多。次いで土浦市の78人。年代別では10歳未満が179人で最も多く、60歳以上は119人で全体の12.2%だった。

新たなクラスター(感染者集団)の疑いは6件報告された。内訳は福祉施設が2件で、小学校、高校、専門学校、医療機関が各1件だった。

■茨城県内の感染状況
新規感染者　971人(累計13万4092人)
死者累計　407人
入院患者　155人(重症3人)
退院・退所等累計　12万5153人
(茨城県・水戸市発表、17日午後10時現在)